
カピパラさんから相談。
カピパラさんは40代の男性会社員です。まだお子さんが小さく、
幼稚園に通っている兄妹がいます。
相談:「 お兄ちゃんの方を強く叱ってしまう 」どうしたらいいでしょう
回答:まず「喧嘩=悪」の概念を変えましょう
仲の良い兄妹ですが 時には喧嘩もします。
そしてその兄妹喧嘩になった時、カピパラさんが仲裁に入るのですが、
お兄ちゃんの方を強く叱ってしまう。
頭では、やっちゃいけない、と分かっているのですが
感情が抑えられず、
幼稚園児に対して恐怖を与えるまで怒ってしまうそうです。
カピパラさんは ご自分で反省しているのですが、
自分に余裕の無い時期など、月に1度くらい
そうやって ゴリゴリに怒鳴ってしまうそうです。
カピパラさんは
「どうしたら 良いんでしょうか…」
と相談してきました。
●何故 喧嘩をする時に お兄ちゃんだけを怒ってしまうのか?
・年齢の高い方が我慢しなければならない。
・男の子の方が我慢しなければならない。
そんな概念があるのでしょうか?
そして喧嘩の原因は何なのでしょう?
そもそも「喧嘩」という事自体が怒らなければいけない事なのでしょうか?
色々疑問が出てきます。
・何故、怒ってしまうのか?
・何故 お兄ちゃんの方を怒ってしまうのか?
→年齢の高い方が我慢できる。
→お兄ちゃんが我慢出来たら喧嘩が収まる
だからお兄ちゃんを怒り 押さえつけようとするのか?
等々 何故自分がその行動を起こしてしまうのか、
そこに解決の糸口があるように思います。
自分自身の行動の起点となる 思考、情動は何だったのか?
そこを考えると 本当にお兄ちゃんだけを怒る必要があるのか?
と 疑問にもなると思います。
「自分の思いを伝えたい」その延長で喧嘩は起こります。
自分の思いを伝えようとして喧嘩する事は決して悪い事ではありません。
怒鳴られて委縮して心を殺してしまう そんな悪い事ではないのです。
子供はそこから、多くの事を学びます。
でも
喧嘩=悪 という概念が大人の中にあると
喧嘩を目の前から消失させる事を最優先させ
物分かりの良い方か、年上か、まあ言ってみれば大人に都合の良い方を押さえつけて解決を図ろうとしてしまいます。
知らず知らずの内に親の都合の良い概念を子供に押し付けて
子供は存在を否定され、いつしか自分を殺して我慢するのが当たり前になってしまいます。
喧嘩と言っても 刃物を持って争っているわけじゃない、
その瞬間に刃を取り上げないと取り返しのつかない事になる、という状況ではないのですから
大丈夫。
イライラしちゃうのは
喧嘩=悪 という価値観が そもそも違うのです
イライラを我慢したり
怒らないように…というのは 根本的に違いますよね
概念を変えて認識する事から始めていきましょう
彼らは 押したり引いたり 自分の居場所と 自分の心の強さと弱さと 相手の強さと弱さと いろんな事を体験している真っ最中なのです。
一歩俯瞰して 彼らの成長の過程を眺めて それぞれの意見に耳を傾けてあげてください。
